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コレラ菌の一気飲み。恐怖の人体実験

19世紀以降、何度も世界的な大流行を繰り返し、ヨーロッパではペストの再来と恐れられたコレラ。
もし罹患(りかん)し、治療が遅れれば、命に関わる怖い病気です。

病原となるコレラ菌の存在は、パチーニにより1854年に発表されましたが、この時は注目されず、30年後コッホに再発見されて、広く認知されました。
このコッホらの発見に対し、ペッテンコーファーなど細菌病原体説を支持しない学者たちは、自説の正しさを実証するため、コレラ菌を自ら飲む自飲実験を行いました。
その結果、発症した人もしなかった人もいたようですが、発症しなかった人も激しい下痢に襲われたそうです。

いかに自説を証明するためとはいえ、無茶な実験をしたものです。