1. TOP
  2. ビジネス
  3. 近くて最も遠い島、北方領土の経済的な価値は?

近くて最も遠い島、北方領土の経済的な価値は?

第二次世界大戦後、日本とロシアの関係において、ノドに刺さった小骨のごとくに障害となり続けてきたのが北方領土の帰属問題です。1950年代半ばから、直近の2016年12月の安倍・プーチン会談まで、幾度となく日ロ間でこの問題が話し合われてきましたが、一向に解決の糸口が見つかりません。

複雑な歴史的・政治的、あるいは地政学的な問題等々が、北方領土問題をほぼ解決不可能にしているわけですが、ここではそれらの懸案事項から離れて、北方4島の経済的・資産的な価値について考えてみたいと思います。

北方領土は、北海道根室半島の沖合に位置する、択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島からなります。
発表されているそれぞれの面積は、計測方法によっても若干違ってくるようですが、外務省のデータ(国土地理院発表、周辺部の1平方キロ未満の小島は含まない、本島のみの面積)によれば、択捉島が3168キロ平方メートル、国後島が1490キロ平方メートル、色丹島が251キロ平方メートル、歯舞群島95キロ平方メートルで、周辺部の小島も含む総面積となると約5036キロ平方メートルに及びます。
これは、ほぼ千葉県と同じ広さです。その地価総額は、北海道の離島の相場を当てはめると、安く見積もって数千億、高く見積もると数兆円、といったところのようです。

…続きは『That’s 雑学11』
iBooks(iPhone/iPad) | Kindle(amazon) | Google Play | 楽天kobo