1. TOP
  2. 文化・歴史
  3. 巣鴨駅(豊島区)にまつわる話。

巣鴨駅(豊島区)にまつわる話。

巣鴨駅が開業したのは1903年(明治36年)。
池袋と田端の間を結ぶ日本鉄道豊島線が開業した際に、隣の大塚駅と一緒に開業しました。
1968年(昭和43年)からは都営地下鉄三田線にも接続しています。

巣鴨という地名は古くは「須加茂」「洲処面」「洲鴨」などとも書かれ、その由来には幾つかの説があります。
昔この辺りの土地は湿地帯で、谷端川(下流は小石川)の砂洲がある所だったから「洲処面」という説や、所々にあった大池に鴨が群生して多くの巣を作っていたから「巣鴨」という説などです。

駅名の巣鴨はこの地名から来ていますが、もともと巣鴨という地域は広く、現在の池袋から駒込付近までを含んでいました。
東池袋にあるサンシャインシティは、戦後「スガモプリズン」と呼ばれた巣鴨監獄があった場所で、この辺りまでは巣鴨の一部だったのです。
巣鴨駅の北側にある巣鴨地蔵通りは旧中山道であったため、江戸時代にこの街道沿いが町へと発展し、広い巣鴨の中心部となっていきました。
このため、この地の駅名として巣鴨が使われたのです。

その後、巣鴨は「とげぬき地蔵」で有名な高岩寺の門前町として発展していきます。
近年は「おばあちゃんの原宿」とも呼ばれ、高岩寺がある巣鴨地蔵通り商店街周辺は多くの年配者で賑わっています。
その一方、巣鴨駅周辺は隣の大塚駅と並ぶ都内有数のピンサロ街としても知られており、昼と夜で違った顔を見せているようです。