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浜松町駅(港区)にまつわる話。

浜松町駅の山手線外回り・京浜東北線南行ホーム(3・4番線ホーム)の田町寄りに「小便小僧」の像があるのをご存知でしょうか?
この像は季節によって衣装を変えることで知られ、通勤・通学客の目を楽しませています。

この小便小僧は、1952年(昭和27年)の鉄道開通80周年に際して、当時の浜松町駅長の友人だった歯科医が白い陶器製の像を寄贈したのが始まりで、その3年後にプラットホームの改修工事が行われた際に、新たにブロンズ製の像が寄贈されました。

当初は衣装はなく裸の状態でしたが、ある寒い日に女の子が毛糸の帽子を被せたのが衣装を着せるようになったきっかけとされています。
その後、浜松町の会社に勤務していた女性が衣装を作成して着せるようになり、ブロンズ製の像の除幕式で、この女性の作ったキューピッドの衣装が着せられました。
この女性は約30年にわたって200着以上の衣装を作り続けてきましたが、女性が亡くなると像は再び裸に戻ってしまいました。

その約1年後の1986年(昭和61年)、防災PR用に小便小僧に着せる消防服を作ってほしいと、芝消防署から港区の手芸グループ「あじさい」に依頼が入ります。
これをきっかけとして再び像の着せ替えが始まり、現在も毎月「あじさい」によって衣装が変更され続けています。